A Planarized Triphenylborane Mesogen: Discotic Liquid Crystals with Ambipolar Charge-Carrier Transport Properties

掲載論文
Tomokatsu Kushida, Ayumi Shuto, Masafumi Yoshio, Takashi Kato, and Shigehiro Yamaguchi, Angew. Chem. Int. Ed., 2015, Early View (Selected as a VIP). DOI: 10.1002/anie.201502678
  • 我々はこれまで3配位ホウ素化合物の新たな安定化の手法として「平面固定化」を提案し、ホウ素を含む数々の平面π電子系の合成を達成してきた。これらはホウ素ドープグラフェンのモデル系とも捉えられる化合物群であり、その詳細な特性の検討、化学の理解は、この一連の材料の応用の可能性を探る上で極めて重要である。そのプロトタイプが今回の研究の基本骨格の平面固定トリフェニルボランである。従来のプロペラ型構造のトリアリールボランでは、分子がカラムナー状にπスタックして積み上がった構造の形成は当然難しいと思われてきたが、今回、この平面骨格を用いて液晶にすることによりその形成に成功した。周辺に長鎖アルキル基をもつアリール基で三方向にπ共役骨格を拡張することにより、分子はヘキサゴナルカラムナー相を室温を含む温度範囲で形成した。このディスク状液晶の電荷移動度をTOF法により測定したところ、正孔、電子ともに輸送する両極性電荷輸送性を示すことが明らかとなった。トリアリールボラン骨格をメソゲンに用いた初めてのカラムナー液晶である。

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