Multifaceted catalytic hydrogenation of amides via diverse activation of a sterically confined bipyridine–ruthenium framework

掲載論文
T. Miura, M. Naruto, K. Toda, T. Shimomura, and S. Saito, Scientific Reports 2017, 7, 1586, DOI: 10.1038/s41598-017-01645-z
  • ナイロンやケブラーに代表される安定アミドは、人工高分子をはじめ、石油化学工業において多種多様に生産され、身の周りに豊富に存在する物質です。この安定アミドを 炭素資源として、燃料や医薬品などに多く利用されるアルコールやアミンに変換する水素化は、炭素循環社会の実現に資する有効な反応です。そのため、安定アミドを水素化する触媒の開発に世界中の研究者が挑んできましたが、安定アミドは化学的に反応しにくく、その水素化には大きなエネルギーが必要でした。また、水素化できるアミドの種類は天然資源にはあまり存在しない反応性の高い活性アミドに限られていました。  今回、新しいルテニウム錯体を開発し、安定な水素分子と安定アミドの両方を反応しやすい状態にする新しい安定アミドの水素化触媒を見いだしました。この触媒によって、水素化できる安定アミドの種類が大幅に増え、その数は25種類以上です。さらに、この触媒を用いて、二酸化炭素由来の安定アミドを水素化し、これまでにない高効率でメタノールが得られることから、本触媒法は簡便なメタノールの合成法として、二酸化炭素の資源利用にも貢献すると期待されます。本触媒を活用することで、バイオマス資源である安定アミドをアミンやアルコールに変換し、炭素資源として有効利用できることが期待されます。

    名大からのpress release:

    安定アミドを効率よくアミンやアルコールに変換する触媒を開発 〜再生可能な資源として炭素循環社会の実現に貢献〜
    http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20170516_sci_1.pdf

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